クロオオアリが8匹程、歩道を歩いていました。連なっていて、一団のようです。どこへ向かっているのでしょう。
ときどき、左右前後に広がりますが、だいたいひとつの塊で進んでいきます。
20m程進んだでしょうか。道端の草の中に入っていきました。
そして、近くの木に登っていきました。
この木は、松の木でした。
ムネアカオオアリもクロオオアリと同じように、チームを組んで餌の場所へ向かうようです。
別の場所では、艶のある少し小さめの黒いアリが行列を作っていました(画像をクリックすると大きい写真が開きます)。
少しいたずらをしてみましょう。通路に葉を置いてみましょう。
たまり始めました。
ところで、左右にたまり始めたアリの腹部をよく見ると、右側と左側のアリでは違いがあるのが分かります。
右側の腹部は膨らんでなくて、左側の腹部はよく膨らんでいます。このことから、この行列は蜜を運ぶ行列であることと、蜜は左側のどこかにあること、逆に巣は右側のどこかにあることが分かります。
左側の木を見てみると、
行列の続きがありました。この木も松の木でした。
やがて、行列は、障害物になった葉の上でつながりました。