B200603-034 「東方巣」が選ばれる

5月1日に人工巣からクロオオアリがいなくなりましたが、その翌日以降も3箇所で巣作りが継続していました。
5月5日早朝、幼虫を運ぶ働きアリを目にしました。

幼虫を運ぶ働きアリ 東方に向かっている 5月5日6時37分撮影

後を追って行くと、東方の巣に入って行きました。

6時39分撮影
幼虫を咥えて巣穴に入って行く 6時40分撮影

どこから幼虫を咥えてやって来たのでしょうか。ミツバチ巣箱辺りを見ていると、「直下巣」からであることが分かりました。

右がミツバチ巣箱 6時45分撮影
「直下巣」から幼虫を咥えて出てくる働きアリ 7時21分撮影

これまでの観察からは、幼生虫が「直下巣」へ運ばれるところは見ていませんでしたので、とても意外でした。
しばらくすると、成虫も「東方巣」へ運ばれて行きました。

7時44分撮影
8時49分撮影

ただそれらの成虫が、何処の巣から運ばれてきたのかは分かりませんでした。

7日と8日にも、「東方巣」へと幼虫を運ぶ働きアリを見ました。ただ、この時は何処の巣から運んで来ているのかは分かりませんでした。

5月7日17時43分撮影
5月8日8時25分撮影
5月8日10時12分撮影
5月8日16時56分撮影

9日以降は、「直下巣」と「西方巣」では、ほとんど働きアリが見られなくなっていました。「東方巣」では、働きアリが土を運び出していましたが、巣がほぼ完成したのでしょうか、その数は少なくなっていました。
B200603-034のコロニーは、引越先として「東方巣」を選んだようです。

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