5月1日に人工巣からクロオオアリがいなくなりましたが、その翌日以降も3箇所で巣作りが継続していました。
5月5日早朝、幼虫を運ぶ働きアリを目にしました。

後を追って行くと、東方の巣に入って行きました。


どこから幼虫を咥えてやって来たのでしょうか。ミツバチ巣箱辺りを見ていると、「直下巣」からであることが分かりました。


これまでの観察からは、幼生虫が「直下巣」へ運ばれるところは見ていませんでしたので、とても意外でした。
しばらくすると、成虫も「東方巣」へ運ばれて行きました。


ただそれらの成虫が、何処の巣から運ばれてきたのかは分かりませんでした。
7日と8日にも、「東方巣」へと幼虫を運ぶ働きアリを見ました。ただ、この時は何処の巣から運んで来ているのかは分かりませんでした。




9日以降は、「直下巣」と「西方巣」では、ほとんど働きアリが見られなくなっていました。「東方巣」では、働きアリが土を運び出していましたが、巣がほぼ完成したのでしょうか、その数は少なくなっていました。
B200603-034のコロニーは、引越先として「東方巣」を選んだようです。