飼育ケース間で引越 BH210523-34

5月30日に、クロオオアリのコロニーBH210523-30を引越させましたが、今回は、BH210523-34を飼育ケース間で引越させます。BH210523-34はBH210523-30と同様に、2021年5月23日に蒜山高原で新女王アリを採集したコロニーです。こちらのコロニーも、カップ型コンクリート製人工巣で飼育していましたが、コロニーが大きくなってきていました。

飼育器の全体の様子 開放蓋に変更した「W拡張蓋」をカップの上に載せている 6月18日撮影
人工巣には4部屋ある 女王アリがいる部屋
別の部屋
別の部屋
別の部屋

このBH210523-34をリトルアンテシェルフに引越させます。このリトルアンテシェルフには、最下段の両端にアクリルパイプがあって出入りができますが、更に出入りしやすいように最下段のアクセス窓をシリコン栓を挟んで持ち上げました。

最下段のアクセス窓をシリコン栓で持ち上げている

リトルアンテシェルフにアルミホイールを被せて、引越専用にしている衣裳ケース(ベビーパウダーを無水アルコールで練って壁面上部に塗っている)に入れ、人工巣を分解(カップからコンクリート部分を分離)して、成員を強制的に衣裳ケースに落とし入れました。

引越を始める前の衣裳ケースの中 6月18日9時57分撮影

衣裳ケースの中に入れられると、働きアリたちは早くもリトルアンテシェルフの中に幼生虫を運び入れ始めました。

リトルアンテシェルフの中に幼生虫を運び入れている 10時12分撮影
女王アリもリトルアンテシェルフの中に入って行った 10時12分撮影
10時18分撮影
引き続き幼生虫をリトルアンテシェルフの中に運び入れている 10時20分撮影
幼生虫はほぼ運び入れられたようだ 僅かに卵や小さな幼虫が元巣に残っていた 10時21分撮影

引越先の準備を始めました。小型水槽の底に敷板を置き、周りを川砂で敷き詰めました。この砂は粘土質を含まないため、さらさらしています。アリの飼育に土は必要ではありませんが、砂を敷くことで飼育器内の底面積を、砂の表面積で3次元的に格段に広くする、ことができ、汚れを分散させることができます。

板の大きさはリトルアンテシェルフの底面と同じ寸法だ
全ての幼生虫がリトルアンテシェルフに運び込まれたようだ 10時53分撮影
元の人工巣の様子 卵や小さな幼虫も全て運び去られていた 10時55分撮影
引越完了

ところで、リトルアンテシェルフを衣裳ケースの中から小型水槽に移した後の衣裳ケースの中には、まだ比較的多くの働きアリが残っています。そこで、この働きアリを小型水槽に移し入れなければなりません。
その時に使っているのは平筆です。平筆でアリをすくうようにすると、アリを筆に乗せることができます(毛に咬みついてなかなか毛を放さないアリもいます)。筆に付いたアリは、開放蓋をした小型水槽の上から払い落とせばよいわけです。

1度に複数匹捕らえることもできる

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