T210912-02は、2021年9月16日にクロオオアリのコロニーのBK170530-040に寄生したトゲアリのコロニーです。直近では6月5日のブログで取り上げています。
今では、トゲアリの働きアリがかなりの数になっています。
そんな中で、寄主であったクロオオアリの働きアリは、活動室アンテグラウンドⅢ型の中にいました。
しかし、クロオオアリの個体数は明らかに少なくなっています。
ところで、これらの働きアリの中で最も若い働きアリは、幼虫で越年し、寄生の翌年(2022年)の7月ごろまでに羽化したと考えられます。そこで、このコロニーのクロオオアリの働きアリの寿命は、短く見積もっても、8月時点で2年強になります。
関連ブログ
①「働きアリの寿命」(2012年8月31日)
「1年以上(生存中)」
②「1匹だけ育った働きアリ」(2021年8月31日)
「成虫になって1年(生存中)」
③「働きアリの寿命」(2013年3月25日)
「今年で2回目の春を迎えようとしている(生存中)」
「約20ヵ月生きている(生存中)」
④「働きアリの寿命(その2)」(2013年6月10日)
「23ヵ月間(確定)」「3年目を越えるのはもう目前(生存中)」
⑤「働きアリの寿命(その3)」(2014年6月19日)
「最長で2年と11ヶ月近く生きていた(確定)」
⑥「外勤が少ないトゲアリ」(2020年5月29日)
「最短でも11ヶ月ほど(生存中)」
⑦「トゲアリの様子 2020年10月」(2020年10月15日)
「1年と4ヶ月以上に渡って生きている(生存中)」
⑧「ほぼ2年間生きているクロオオアリの働きアリ」(2021年5月31日)
「ほぼ2年間生きている(生存中、例外的)」